このウィザードは、サポートケースで使用されるすべての関連するETS情報を収集するために使用されます。 タブごとにグループ化されたいくつかのウィザードステップを通じて、ユーザーは結果のエクスポートに含めたいデータを入力できます。
KNX 協会にサポートをお求めになる場合には、問題再現の前にまず直前の診断情報をすべて削除するようお願いしています。 これにより、KNXサポートチームが問題をより効率的に分析できるようになります。
ツール診断中にはチェックされる6つの異なるステップがあります:
操作
「診断情報の収集」を選択すると診断情報が収集されます。 「診断情報の印刷」では診断情報の印刷が、「診断情報をzipとしてエクスポート」ではZIPファイル形式での診断情報のエクスポートが可能となっています。
システム
問題を分析するためには、ETSがインストールされているPCのシステム構成設定が必要です。 この情報を送信したくない場合は、「システム情報を含める」チェックボックスのチェックを外してください。 この際、個人データは一切収集されません。
診断ファイル
運転中はETSとオペレーティングシステムにより、問題などに関する情報がログファイルに保存されます。 これらの項目をチェックすると、KNX Associationのサポートチームに問題を分析するためより多くの情報を提供します。
ライセンスについて
問題を分析するためには、アクティブなライセンスに関する情報を含めることも非常に重要です。 登録ライセンスに関する情報はKNXにて、設置やライセンス問題の解決に役立てられます。
ライセンス情報をエクスポートすることで、アクティブなライセンスキーは無効になりません。 このエクスポート機能では、コンピュータに登録されているライセンス情報のみがエクスポートされます。
コンポネント
KNXで問題を徹底的に分析するために、ウィザードはETSのビルドバージョンに関する情報、インストールされている製品固有のソフトウェアのバージョンとPC上の他のインストールされているソフトウェアコンポーネントのバージョンをさらに収集します。 これまでの画面と同様、チェックボックスにチェックを入れるとこれらのバージョン情報がKNXへエクスポートされます。
まとめ
’終了'ボタンを押すと、診断情報は選択した出力フォルダにZIP形式で格納され、サポートチケットを通してKNXに提供することができます。