記録されたテレグラムは保存、開く、消去、再生できます。
テレグラムの保存
記録したテレグラムは、バスモニターもしくがグループモニター画面のツールバーで「エクスポート」ボタンをクリックして保存します。 記録したテレグラムを記録を停止することなく、保存が可能です。 ETSは '全てのテレブラム' を保存するか、'選択したテレグラム' のみ保存するかの確認を求めます。 テレグラムをXMLファイルとしてエクスポートすることができ、保存したテレグラムはXMLエディタで編集することができます。 もしくは、CSVフォーマットでテレグラムを保存すると、Microsoft Excelや類似のプログラムで表示または編集することができます。
CSVエクスポートは、人間が直接読んだり、KNXを理解しないソフトウェア(例えばExcel)で使用したりするためのものです。 XMLエクスポートは、少なからずETS内部のものです。 データは「暗号化」されていない、16進バイナリーの生のcEMIフレームです。
ファイルからテレグラムを開く
保存されたテレグラムの記録は、バス/グループモニター ツールバーにある「インポート」ボタンで開くことができます。 ETSでは*.xml、*.trx(ETS3)、*.hlg(ETS2)の拡張子を持つファイルの表示が可能です。
テレグラム一覧の削除
保存されたテレグラムの記録は、バス/グループモニター ツールバーにある「クリア」ボタンでクリアすることができます。
テレグラムの再生
ETSでは記録しファイルに保存したテレグラムを再生し、より複雑なプロセスの確認に活かすことができます。 これはグループモニターでのみ可能です。
記録したテレグラムの再生を行うには、対応のコンピュータをバスに接続して「テレグラムの再生」ボタンを押す前に、「開始」ボタンを押してください。 これによって「テレグラムの再生オプション」画面が開くので、「検索」ボタンを使ってファイルを選択します。 以下のことが可能です:
- 記録されたトレースに従ってテレグラム1:1を再生する「記録通りに再生」 (デフォルト設定) または
- '遅'延なしに再生'する これは、選択したファイル内の記録されたテレグラム間の時間間隔が非常に長い場合に最適なオプションです。
リプレイを停止
テレグラムを止めたいときは「リプレイ停止」ボタンを使います。 この機能は、グループモニターを使用している場合にのみ利用可能です。